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バイオダイナミック農法&
WALA社のハーブガーデン
Dr,ハウシュカでは人智学という哲学をベースにしたブランドコンセプトが息付いています。 特に大切にされているのは、「人と自然のハーモニー」そして「生命のリズム」 このコンセプトが、原料作りから製法・商品開発・使用方法に至るまで反映されています。
WALA社では、「バイオダイナミック農法」という有機農法で医薬品や化粧品で使用する原料を育てています。 この農法は、ルドルフ・シュタイナー博士が人智学の考え方に基付いて作り上げたもので、 生命力あふれるパワフルな植物を育てることのできる有機農法として知られています。
化学的な肥料や農薬を使用せず、太陽や月の満ち欠けなどの天体の動きを反映して作られた 「天体カレンダー」の暦に合わせて、種まき・収穫・たい肥作り等、全ての工程は手作業で行われます。 合成の農薬や機械を使った大量生産とは一線を画す、植物が本来あるべき姿を大切に考え、 栽培している植物が野生で生い茂るような環境を、人間が手間と時間をかけて丁寧に手作業で整えていくようなイメージです。
WALA社の自社農園では、4.5ヘクタール(東京ドームくらいの大きさ)で 約150種類の植物を育てるハーブを持ち、育てた植物を医薬品やDr.ハウシュカの化粧品の原料として使用しています。
リズム製法
オーガニック・ナチュラル化粧品の中でも、Dr.ハウシュカならではの製法としてあげられるのが、「リズム製法」です。
このユニークな製法、アルコールや薬品を使用しない植物エキスの抽出法で、WALA社の創始者であるルドルフ・ハウシュカ博士が生み出した製法になります。
当時植物エキスを抽出するには、アルコールや薬品の使用が不可欠でした。
それらを使わず、植物のパワーをそのまま製品に活かしたいと考えていたハウシュカ博士は、ルドルフ・シュタイナー博士との対話を思い出しました。
1924年にルドルフ・ハウシュカ博士が、人智学のルドルフ・シュタイナー博士に、問いかけました。
「生命とは何でしょうか」
その問いかけに、シュタイナー博士はこう答えました。
「生命にはリズムがある。リズムを勉強しなさい。」
この言葉にヒントを得ながら、ハウシュカ博士は、保存料とアルコールを使用しない自然な製造方法の研究を重ね、1929年ついにリズム製法が誕生しました。
この製法の素晴らしい特徴は、アルコールや合成の薬品を使わず、水のみで安定した植物エキスを抽出できる点と、 ナチュラル化粧品においてネックであった常温保存が実現できる点、そして植物のパワフルなエネルギーが存分に生かされたエキスの抽出を可能にしたという点です。
サステナビリティ
サステナビリティという考えが一般的になるずっと以前から、私たちはサステナビリティを大切にしてきました。
それは、生命の自然なサイクルや強い生命力をもつ 天然の原料が創業以来、Dr.ハウシュカの製品 は欠かせないものだからです。
サステナビリティを行動に
Dr.ハウシュカ製品の製造元として、サステナビリティと は単なる理念ではありません。製品の品質に不可欠な 要素であり、日常的な配慮です。
社内に水処理システムをもち、製品 パッケージにはリサイクルしやすい材料を用い、製造時に生じた廃棄物は堆肥化しています。
認証を 受けたグリーン電力を100%使用し、空調には熱回収 システムと地熱を利用しています。
また、従業員の通勤には社用自転車を提供する他、公共交通機関や車の相乗りシステムの利用を推奨しています。
サステナビリティの輪を
世界中へ
私たちは社会的な責任を果たすパートナーシップを世界の各地で確立し、サステナビリティを推進する プロジェクトをサポートしています。
例えばシアバターは有機認証を受けた西アフリカのブルキナファソの収穫 地域と契約しています。
あるいは世界の飢餓を救済する団体との提携により、アフガニスタンをはじめとする国 や地域においてあへん栽培に代わり、
有機農法のダマスクバラの栽培を推進し、400以上の農家をサポートする事により、貴重なダマスクバラのオイルの原料をソーシングしています。
WALA社のハーブガーデンにて、育たない植物や、大量に必要になる植物は、 このように世界各地でバイオダイナミック農場プロジェクトを立ち上げ、フェアトレードを尊重してソーシングを行っています。
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